ユーザーが ArcGIS サービスを利用する際、迅速な応答が求められます。 その主な要因の 1 つが ArcSOC 構成 (またはサービス インスタンス) であり、以下のような方法で最適化が可能です:
サービス インスタンス構成の最適化は、一度きりの作業ではありません。 サービスの利用パターンは時間の経過に伴って変化するため、リソースのバランス調整は継続的に行われるプロセスです。 例として、基盤的なネットワーク情報管理システムへのモバイル機能追加による影響の評価のテストの所見をご参照ください。
一般的に、サービスが受ける負荷を処理するには適切な ArcSOC プロセスが必要となり、一定数のサービス インスタンスをサポートするためには十分なサーバー リソースも必要です。 ビジー状態の ArcSOC は利用可能な vCPU を必要とするため、1 つの vCPU に対して ArcSOC を割り当てすぎると、vCPU がビジー状態になると許容できないほどの待機時間が発生することがあります。 さらに、ArcSOC が多すぎるとメモリー使用率が過剰になることもあります。 これは、各 ArcSOC がデータやワークフローに関連するメモリーを消費するためです。 一方で、必要以上にサーバー リソースを割り当てると、使われない容量や不必要なコストが発生します。
これらを踏まえると、ArcSOC の稼働数と vCPU の比率は、許容されるリソース使用率の上限を超過しない範囲で、エンド ユーザーのワークフローに対応するのに必要なサービス インスタンスを確保できるだけ高く設定する必要があります。 一般的な慣例としては、通常の運用で ArcSOC の起動待ち時間が発生しない状態にすることをおすすめします。 予測可能なパフォーマンスが求められるビジネス クリティカルなサービスでは、インスタンスの最小値と最大値を同じ値に設定することを検討してください。
ArcSOC と vCPU の最適な比率は、システムや実施される処理によって異なります。 そのため、適切なテストと観察によってのみ、システムの最適な比率を見極めることが可能です。 このテスト調査では、利用可能なリソースで最高のパフォーマンスを得るために、サービス インスタンスと計算リソースのバランスをどう取るかを検討しています。