ArcGIS Well-Architected Framework と Architecture Center の Web サイトは、組織が ArcGIS をエンタープライズ システムとして設計、デプロイ、運用するための支援を目的とします。 今日の IT ランドスケープにおけるエンタープライズ システムの実装には、背景や専門知識の理解に加え、組織やシステム固有の多くの意思決定やプロセスが求められます。 こうした点を踏まえ、本 Web サイトでは、ArcGIS に関する基本的な情報を提供し、組織が ArcGIS を使用してシステムを実装する際に十分な情報に基づいた意思決定を下せるようサポートします。
このサイトでは、Esri が過去 50 年間にわたって GIS システムを構築してきた経験の蓄積を共有しています。 具体的には、そうした Esri の経験をパターンやベスト プラクティスの形で、ArcGIS システムの設計と運用に深く関わるようになった IT プロフェッショナル向けに紹介しています。 ArcGIS Well-Architected Framework では、できる限り IT 用語を中心に据えた説明から始め、GIS の概念や用語を段階的に導入しながら、組織のシステム設計に役立つ基本的なシステム パターンを構築しています。 本サイトは、ArcGIS 製品ドキュメントの記載内容の置き換えや繰り返しを意図しておらず、関連するドキュメント トピックへのリンクを適宜掲載します。
このサイトの対象読者としては主に IT プロフェッショナル、アーキテクト、サポート チームを想定していますが、ここで取り上げるトピックは GIS 専門家にも役立つことでしょう。それは、GIS 専門家も、最新のエンタープライズ GIS システム上での仕事の一環として IT の原理と概念を学習し理解することが一層求められているからです。
ArcGIS Well-Architected Framework は、システム パターンやアーキテクチャー プラクティスのトピックを含め、ArcGIS を構成するすべての製品と ArcGIS を使用するあらゆる業界で活用できるよう設計されています。 掲載されている内容は、新たなパターンの特定、新しい IT や GIS 分野での重要トピックの変化、ArcGIS と Esri のテクノロジーの進化に応じて、継続的に見直され、更新されていきます。