REST API の直接クエリー

この統合パターンは、ArcGIS システムでホストされる特定の REST API に対してリクエストを行う、外部またはリモートのアプリケーションやプロセスに依存しています。 このシナリオでは、主要なビジネス システムに、ArcGIS サービスのエンドポイントへの特定の呼び出しに依存するワークフローが含まれる場合があります。例:

  • ユーザーが指定した住所をジオコーディング サービスに送信し、計算された位置情報を返す
  • フィーチャ サービスにクエリーを送信し、ポイントがどの境界内にあるかを特定する
  • ジオメトリー サービスにクエリーを送信し、オーバーラップする 2 つのエリアを比較して交差部分を返す

これらのリクエストは、ユーザー ワークフローを通じてトリガーされる場合があります。この場合、ユーザーのクライアント アプリやエクスペリエンスが ArcGIS サービスに直接リクエストを送信します。また、バックエンドやシステム間のワークフローを通じてトリガーされる場合もあります。その場合は、何らかの自動化機能やスケジュールされたタスクが、データ処理ワークフローの一環としてリクエストを送信します。

この統合パターンの例として、以下のような技術的アプローチが挙げられます:

  • ユーザーから入力された住所を使用し、ArcGIS World Geocoding Service にリクエストを送信し、そこで得られた位置情報をビジネス システムに保存するフロントエンド JavaScript アプリケーション

  • ユーザーの現在地に基づいて 30 秒ごとにルート解決リクエストを使用し、目的地へのルートを再検索する宅配用のモバイル アプリケーション

  • ユーザーの位置情報を確認し、標準のフィーチャ レイヤーにクエリーを実行して、ユーザーの選挙区や行政区に関する情報を取得し、その情報をインターフェイス上でユーザーに表示する市民参加や計画支援のアプリケーション

これらのパターンの共通点は、リモート アプリケーションから ArcGIS REST エンドポイントに直接クエリーを送信する点です。 このパターンでは、アプリが ArcGIS REST API とより深く連携する際の一般的なユーザー認証パターンではなく API キーアプリ認証が頻繁に使われます。

ArcGIS における統合パターン

ArcGIS Online、ArcGIS Enterprise、ArcGIS Location Platform はすべて、このパターンに役立つ Web サービスを作成するために使用できます。 ArcGIS Enterprise では ArcGIS Online や ArcGIS Location Platform では利用できない追加のサービス タイプを作成できます。詳細については、「アーキテクチャー コンポーネントの選択」をご参照ください。

機能 ArcGIS Online ArcGIS Enterprise ArcGIS Location Platform ArcGIS Pro
REST API の直接統合 N/A

フルサポート 一部サポート


ベスト プラクティス

  • 直接的な REST 統合では、認証を適切に使用することが重要です。 これらの統合の多くは、権限が限定的な ArcGIS API キーを使用してこれらのサービスにリクエストを送信します。 サービスが ArcGIS Online、ArcGIS Enterprise、または ArcGIS Location Platform のいずれでホストされているかによって、ビジネス モデルや API キーの使用方法が異なる場合があります。詳細については、製品ドキュメントをご参照ください。

  • NodeJS プロセスや、ArcGIS Maps SDK for JavaScript を使わずに構築されたフロントエンド JavaScript アプリケーションなど、JavaScript を活用できる統合の場合は、ArcGIS REST JS ライブラリーが ArcGIS REST サービスと連携するための広範な機能を提供します。

  • Python モジュールを活用できる統合の場合は、ArcGIS API for Python を使用できます。これには、あらゆる種類の ArcGIS REST サービスと連携するための広範な機能が含まれています。

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