ArcGIS Enterprise は、システムの可観測性を向上させるさまざまな機能を備えています。
ArcGIS Enterprise は、いくつかの異なるタイプのログを作成します:
各 ArcGIS Server サイトは、データ ストアの登録など、そのサイトに関するイベントを記録します。
組織ログは、グループ作成など、ArcGIS Enterprise 組織に関する情報を収集します。
監査ログは、ArcGIS Enterprise 組織やArcGIS Server サイト内のイベント情報を、サードパーティーのセキュリティー情報およびイベント管理 (SIEM) ツールで処理できる方法で収集します。
ArcGIS データストアのログは、コンピューターから既存データ ストアへの接続など、ArcGIS Data Store イベントに関する情報を収集します。
ArcGIS Enterprise は、サービス パフォーマンスやシステム リソースの使用に関するさまざまな指標を公開します。 これらの指標は、Prometheus というサードパーティーのツールで収集し、保存できます。
Prometheus で収集、保存された指標をクエリーして、時間の経過に伴う傾向を明らかにできます。 Prometheus の指標クエリーの詳細については、Prometheus のドキュメントをご参照ください。 また、Grafana などのサードパーティーが提供するダッシュボード アプリケーションで、これらのクエリー結果を視覚化することもできます。 ArcGIS Enterprise の観測に役立つ情報を表示するための Grafana ダッシュボード テンプレートの例は、観測可能性リソース リポジトリーをご参照ください。
ArcGIS Server サービスへのリクエストについては、サーバーの統計を使用しても、時間の経過に伴う傾向を確認できます。 一般的な統計レポートには、デフォルトで構成されているものもあり、カスタム レポートを作成することもできます。
ArcGIS Enterprise では、リクエストの全ライフサイクルを追跡することはできませんが、ArcGIS Server のログメッセージはリクエスト IDに関連付けられています。 リクエスト ID に基づくログのクエリーは、特定のリクエストに関連するイベントの追跡に役立ちます。