データ編集および管理システム (PaaS)

データ編集および管理システム パターンは、ArcGIS Location Platform を使用した PaaS (Platform as a Service) ベースのデプロイメントとして使用できます。

ArcGIS Location Platform は、Esri が管理および提供する PaaS として、市場をリードする位置情報サービスを提供します。 ArcGIS Location Platform は、データ層とサービス/ロジック層にまたがる機能を提供し、マッピング ライブラリ、API、SDK、ノーコード オプションなどでプレゼンテーション層を完全に制御します。 ArcGIS Location Platform は、世界クラスのクラウド アーキテクチャーを基盤として構築され、IT および GIS (地理情報システム) の専門家によって管理されており、製品、ソリューション、システムにロケーション イノベーションを取り入れたいソフトウェア開発者、企業、組織向けに、ロケーションに焦点を当てた柔軟な PaaS を提供します。

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基本アーキテクチャー

PaaS としてデプロイされるデータ編集および管理システムのアーキテクチャーの原則、コンポーネント、および操作は、基本的に SaaS デプロイメント パターンのものと同じです。 アーキテクチャーの主な違いは、プレゼンテーション層のコンポーネント (アプリケーションなど) が組織によって作成、ホスト、提供される点です。

機能

PaaS としてデプロイされるデータ編集および管理システムの基本機能は、SaaS デプロイメント パターンの機能と非常によく似ています。 主な違いは次のとおりです。

  • Data Pipelines を使用したデータの相互運用性と変換はサポートされていません。
  • パートナー コラボレーションまたは分散型コラボレーションを使用したデータ配信はサポートされていません。
  • SaaS デプロイメント パターンで説明されている拡張機能は、PaaS デプロイメント パターンではサポートされていません。

詳細については、さまざまなデータ編集および管理システムのデプロイメント パターンの機能比較をご参照ください。 また、さまざまな価格帯の ArcGIS Location Platform と ArcGIS Online (SaaS) で提供される機能の比較については、Esri Developer サイトの製品、サブスクリプション、アカウントのページをご参照ください。

検討事項

PaaS としてデプロイされるデータ編集および管理システムのアーキテクチャーおよび操作上の検討事項は、SaaS デプロイメント パターンの検討事項と非常によく似ています。 主な違いは次のとおりです。

  • ArcGIS Location Platform の SLA (サービス レベル アグリーメント) は、ArcGIS Online とは異なります。
  • ArcGIS Location Platform は、Premium Feature Data Store 機能を提供していません。
  • ArcGIS Online で使用できるすべての可観測性オプションが ArcGIS Location Platform で使用できるわけではありません。
  • ArcGIS Location Platform は、ホストされた ArcGIS Notebook を提供していませんが、ArcGIS API for Python を使用してデータ管理やその他の管理の自動化を行うことができます。

詳細については、データ編集および管理システムのデプロイメント パターン (PaaS を含む) の一般的な検討事項をご参照ください。

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